特集記事

至高の調味料、雲丹醤油

日本を代表する調味料といえば醤油です。

醤油にはこいくち・うすくち・たまり・再仕込・白の5つの種類がある他、醤油と何かを混ぜて旨味を増した醤油が色々販売されています。

具体例をあげると、だしを加えただし醤油、にんにくを加えたにんにく醤油、わさびを溶かしたわさび醤油などです。

そんな加工醤油の中で今注目を浴びているのが、高級食材のウニを醤油に溶かし込んだ、雲丹醤油です。

一部の調味料マニアの間で評判だったのですが、先日行われた調味料選手権2019で優勝したことで、一躍脚光を浴びました。

調味料選手権優勝の雲丹醤油

ウニといえばお寿司のネタとして定番で、醤油をひと垂らしして食べれば濃厚な味が口に広がり至福のひとときを過ごせるのは周知の事実です。

家庭用としては雲丹の瓶詰めがあり、ご飯のお供としてお酒好きの人を中心に人気があります。

そんな雲丹の瓶詰めの残りに醤油をかけてかき混ぜてみたところ、とても旨かったというお客様の声から生まれた商品が、この雲丹醤油です。

研究を重ね、練り雲丹と丸大豆醤油の組み合わせが最も美味しくなることがわかり、商品化にこぎつけました。

料理にコクと旨味を加える万能の調味料として、刺身や冷奴、サラダやパスタなど様々な場面で使えるので、是非一度試してみることをおすすめします!

雲丹醤油に使われる加工雲丹

雲丹醤油に使われているウニは、生のウニだけではありません。むしろ生のウニは保存の観点から問題があるので、基本的にはウニに何らかの加工をしたものを使っています。

今回は、加工ウニの種類を紹介していきます。

練り雲丹

ウニの精巣もしくは卵巣に塩とアルコールを加え、練りつぶしたものです。独特の風味があり、珍味として江戸時代から親しまれています。西日本で作られることが多いようです。

雲丹醤油 練りうに仕立て

蒸し雲丹

ウニを生のまま冷凍すると解凍時に旨味が溶け出してしまうため、それを防ぐためにウニを蒸して味を閉じ込めます。北日本で作っているところが多いです。

雲丹醤油 蒸しうに仕立て

うにそぼろ

ウニと卵を混ぜて加熱したものです。長期保存できる他、甘味と旨味が強まります。

うにそぼろ

その他のウニ加工品

他にも、塩ウニや粒ウニ、雲丹醤(ひしお)など、様々なウニの加工品が、雲丹醤油に使われています。

関東で雲丹醤油を買えるお店

雲丹醤油を実店舗で販売しているのは北海道は北広島のロコファームビレッジのお店ですが、北海道まで買いに行くのは難しいという方が多いと思います。

それ以外の地域に住んでいる場合は、通販で買うのがおすすめです。

通販サイトはこちらになります。

雲丹醤油の通販|北海道ロコ

通販はどうも苦手!店舗で買いたい!という方はどうすればいいでしょうか。

そんな方に耳寄り情報があります。

先日11月22日にオープンした漁港の駅TOTOCO小田原で、雲丹醤油が販売されています!

漁港の駅TOTOCO小田原

東京からも近い小田原にあり、早川駅から歩いて10分。

雲丹醤油だけでなく、小田原の海の幸を販売するお店がズラリと並んでいて、お刺身食べ放題のレストランなどもあります。

ウニ好き、お魚好きの人なら、是非行ってみてほしい、今注目のスポットです!

現在販売されている雲丹醤油のまとめ

雲丹醤油は今、日本各地のいろいろな会社で販売されていて、様々な種類があります。各社特徴を持っており、同じ味のものは一つとしてありません。

この記事では、現在販売されている雲丹醤油のうち主なものと、その特徴を解説していきます。

空知舎の雲丹醤油(北海道ロコファーム)

画像引用元

北海道の北広島にある、ロコファームビレッジが販売している雲丹醤油です。

雲丹醤油の中では比較的最近の発売ですが、先日行われた調味料選手権2019で総合1位を獲得し、今最も注目されている雲丹醤油です。

旨味が引き立つ黒ラベルの練りうに仕立てと、芳醇な甘みが際立つ白ラベルの蒸しうに仕立ての2種類の味がありますが、通販で買えるのは練りうに仕立てのみのようです(2019年11月現在)。

雲丹ひしお(丸海)

画像引用元

福井県は若狭の小浜にある、丸海が販売している雲丹ひしおです。

こちらは雲丹と醤油を混ぜたものである一般的な雲丹醤油とは違い、雲丹に塩などを加えて発酵させて作った魚醤の一種になります。

製法は違いますが、使い方は雲丹醤油と同様で、卵かけご飯や刺身醤油、パスタの隠し味などに使えます。

雲丹醤油(うにのやまみ)

画像引用元

山口県は下関の、うにのやまみが販売している雲丹醤油です。

練りウニだけでなくうにそぼろも使用することで雲丹の旨味を引き出しており、長期間に渡り人気を維持しています。

雲丹醤油の定番品として、地元下関を中心に様々なメディアで紹介されています。

雲丹醤油の生い立ちと雲丹の瓶詰め

雲丹醤油が生まれたきっかけは、雲丹の瓶詰めの底の方に残った雲丹が取りにくいのでどうしようと考えた人が、雲丹にいつもかけている醤油を入れてかき混ぜることで全て食べつくそうと考えたのが始まりとされています。

この雲丹と醤油を混ぜたものをお刺身につけて食べてみたところ、とても美味かった!

そんな声を聞いた雲丹の瓶詰めの製造元が、最初から雲丹を醤油に溶かした雲丹醤油を作ったということです。

その美味しさは評判を呼び、その後様々なメーカーが特徴のある雲丹醤油を作るようになりました。

雲丹醤油

言ってみれば、雲丹の瓶詰めが、雲丹醤油の母というべきものといえます。

昔からある瓶詰めが、醤油との化学反応により新しい調味料を生み出したのです。まさに組み合わせの妙といえます。

全く新しい味が、既存のものの組み合わせから生まれる。私達も固定観念にとらわれず、新しい組み合わせを探してみるのもいいかもしれません。